更新日: 2017年05月30日
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病院に行く必要がある? 子どもがいびきをかく場合の対処法とは?

大人のいびきは睡眠時無呼吸症候群との関わりも知られるようになり、治療を受ける人も多くなってきましたね。ただ、子どものいびきについては、まだまだ治療の必要性が認知されていません。なぜいびきを掻くのか、いびきが体にどんな影響を及ぼすのか、どんな状態なら医療機関で受診した方が良いのかまとめてみました。

子どものいびきの危険性とは?

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いびきが酷い場合や、睡眠時無呼吸症候群が続くと、睡眠不足になります。

睡眠を十分に取れていないと、成長ホルモンの分泌も悪くなってしまいます。
子どもは深い睡眠で成長ホルモンを得ることができるので、睡眠不足の状態が続くと、成長障害や発達障害につながりかねません。

また、睡眠不足になると日中の生活にも影響が出てしまうこともあり得ます。
すぐに怒りやすくなったり、落ち着きがなくなったという例もあるようです。

子どものいびき、病気が原因となっている場合も

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子どものいびきは、疲れや鼻の風邪など一過性の原因で起こるケースもあれば、深刻な病気が潜んでいる場合もあります。

いびきの原因になる病気には、アデノイド(咽頭扁桃)肥大や、口蓋扁桃肥大というものがあります。

喉の奥にある扁桃は、もともとは細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割のもの。扁桃やアデノイドが肥大して、上気道が狭くなり、呼吸が苦しくなったり、いびきの原因になることがあるんです。

子どもの扁桃は母体からの免疫が薄れる1歳頃から発達し、3歳〜6歳頃にアデノイドが、5歳〜7歳頃に口蓋扁桃が最大になり、その後小さくなっていきます。

他にも、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの鼻の疾患で、鼻詰まりが酷い場合も鼻呼吸が難しくなり、口呼吸になってしまうことから、いびきの原因になることがあります。

子どものいびきで病院に行く目安とは?

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風邪をひいている時のいびきや、短期間のいびきなら問題はありませんが、何ヶ月も続いているいびきは、何かが原因で鼻呼吸がしにくいのに、無意識に鼻で呼吸をしていびきになったり、睡眠時無呼吸症候群になっている可能性があります。

子どもの症状で気をつけて見るべきポイントは、

・呼吸が荒くて、常に口で呼吸している
・寝相が悪い(上を向いて眠れない)
・注意力、集中力が低下している
・日中の過度の眠気
・陥没呼吸(息を吸うときに胸がへこむ)
・激しいいびき

などです。寝ている時の子どもの様子を観察して、上に当てはまるようであれば、一度、医療機関を受診することをおすすめします。

いびき外来の中には、子どもでも負担の少ない検査や治療を行っているところもありますよ。

おわりに

子どもにとって睡眠は成長するために不可欠であり、大きく関わってくるものです。
ただのいびきだと軽く考えず、いびきをきっかけに、子どもの睡眠障害が分かるかもしれません。
なにか別の症状が睡眠不足からくるものかもしれません。
いびきが気になった時には、早めに耳鼻科で相談してみましょう。

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