更新日: 2016年07月22日
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【日本人の13人に1人がうつ病!?】他人事じゃない「睡眠」と「うつ病」の関係

うつ病は、日本人の約13人に1人が発症する可能性があるといわれている病気です。うつ病の症状は、やる気が起きない、落ち込むといった精神的な症状だけでなく、不眠や頭痛、全身倦怠感などの身体症状を伴います。 今回は、うつ病と睡眠の関係についてまとめます。

誰でも発症する可能性あり!うつ病の兆候とは

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うつ病は日本人の約13人に1人において発症しており、頻度が高い病気と考えられます。心の風邪といわれており、誰でもかかる可能性のある病気です。死別や離婚、大きな失敗だけでなく、昇進や子供の自立、結婚など客観的に見ればよいことがあった場合にも発症することがあります。
イライラする、気持ちが落ち込む、何もやる気が起きないなどの精神的な症状から始まり、頭痛や倦怠感、肩こり、睡眠障害を伴うようになります。うつ病を放っておくと生きていることがつらくなり、自殺を試みようとしてしまいます。

うつ病で眠れなくなる理由とは

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うつ病の方の約9割が睡眠障害を発症することがわかっています。うつ病に伴う睡眠障害は、なかなか寝付けない入眠障害や途中でおきてしまって眠れなくなる中途覚醒、起きるべき時間よりも早く起きてしまう早朝覚醒などです。
うつ病で睡眠障害が起きる原因としては、脳の中のセロトニンという物質が減少していることが挙げられ、他には、睡眠欲の低下も考えられます。うつ病では全体的な身体活動が低下するだけでなく、食欲、睡眠欲、性欲など人間の本来持っている生理的欲求も低下するといわれています。

うつ病に伴う睡眠障害を改善する方法

うつ病に伴う睡眠障害を改善する一番の方法は、元となっているうつ病の治療を行うことです。うつ病に対しては近年さまざまな薬剤が開発されており、医師の指示通りに内服を継続すれば日常生活に支障がない方も多くいます。うつ病の症状が改善すると自然に眠れるようになります。
また、睡眠環境を整えることも大切です。うつ病でなかった場合にも、寝る直前までスマートフォンやテレビ、パソコンを見ていると寝つきが悪くなります。眠れないからといって飲酒や喫煙、間食などをするのも逆効果です。適度な運動やバランスの良い食事は、睡眠の質を上昇させるといわれています。

うつ病の症状がある時には我慢しないで早めに病院へ

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うつ病になる方は、もともと頑張り屋で努力家だったり、我慢強い傾向があるといわれています。そのため、うつ病のせいで仕事に行く気がなくなったり、何に対してもやる気がなくなったことをさらに自分のせいだと責めてしまうことがあります。また、うつ病に伴う睡眠障害のために眠れないので、体の疲れがとれず、考え方がさらに後ろ向きになってしまう可能性も。うつ病は、放っておくと自殺を考えてしまう怖い病気なので、思い当たる症状がある場合にはすぐに病院に行きましょう。

まとめ

うつ病になると、約9割の方が睡眠障害を起こしてしまいます。体が疲れているのに眠れないというのはとてもつらいことです。うつ病に伴う睡眠障害はなるべく早く病院に行って、医師の治療を受けた方がよくなる可能性があります。風邪などの体の病気と同じように、早く治療を開始すれば治りも早いといわれています。

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