更新日: 2017年08月24日
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【睡眠時無呼吸症候群】外科手術での治療とは? 費用や効果、UPPPとLAUPの違いとは?

睡眠時無呼吸症候群の治療法としては、「CPAP」や「マウスピース」といった道具を使う方法の他に、「外科手術」療法があります。今回は「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)」や「レーザーによる口蓋垂口蓋形成術(LAUP)」といった外科手術による治療法や必要な費用、また治療のメリット・デメリットについてご紹介します。

睡眠時無呼吸症候群の外科手術による治療法とは?

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠時の呼吸の通り道が狭くなることで起こるため、気道を拡げる治療法が有効です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療として、外科手術によって気道を拡げる方法があります。ただし、手術を受けれるかどうかは、気道が閉鎖する原因によります。

手術が有効なのは、口蓋垂(のどちんこ)や扁桃が極端に大きかったり、長かったりする場合。切除して気道を広げることができます。


【外科手術による治療法】口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)

Pic08a 出典:http://www.sasshi.org/ibiki/p5.html
札幌歯科医師会「デンタルカフェ:UPPP」
口蓋垂(のどちんこ)や扁桃の部分を外科手術で切除し、粘膜同士を縫い合わせて咽頭部分を広げます。

【外科手術による治療法】レーザーによる口蓋垂口蓋形成術(LAUP)

Pic08b 出典:http://www.sasshi.org/ibiki/p5.html
札幌歯科医師会「デンタルカフェ:LAUP」
LAUPはレーザーで部分的に焼き切ります。咽喉部分を広げる効果はUPPPと比べると小さくなりますが、出血が少なく短時間で手術が済むのが特徴です。日帰り手術ができるクリニックもあるようです。

ただし、レーザーによる手術は医師の技術力にもよるところ。慣れている医師が行わないと大出血したり、痛みが強く出ることもあるそうです。

外科手術の費用はいくら? 保険は適用されるの?

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保険適用となった場合の手術費用は、約3万円〜の病院が多いようです。この他に入院費用、初診・再診料、麻酔や点滴・使用した薬剤など、諸々の費用が必要となります。

自費診療となった場合の手術費用は、約10万円〜で、その他に保険適用となった場合と同じく諸々の費用が必要です。

保険適用となるか自費診療となるかは各病院によって異なるので、予め調べた上で病院を選ぶと安心です。

外科手術は睡眠時無呼吸症候群に効果があるの?

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睡眠時無呼吸症候群は、鼻の中の形や軟口蓋の形、肥満など数々の原因が関与して発症する病気です。そのため手術で軟口蓋の形を変えても、他の原因によって睡眠時無呼吸症候群を発症することがあります。また、数年経過すると切除した部分が元に戻り、再発するという報告もあるようです。

ただし手術によって口内の原因を改善することは、症状の軽減につながります。外科手術のみで根治を期待するのではなく、他の治療法も視野に入れて改善を目指しましょう。

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)のメリット・デメリットとは?

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メリット

・ 原因がアデノイドや扁桃・口蓋垂肥大に限定される場合は有効となるケースが多い

デメリット

・ 1週間ほどの入院を必要とするため、手術費用の他に入院費用なども必要
・ 数年後に手術をした部位が瘢痕化(はんこんか)してSASが再発することがある。
・ 飲み物が鼻に逆流することがある

レーザーによる口蓋垂口蓋形成術(LAUP)のメリット・デメリットとは?

メリット

・ 部分的に切除するためUPPP治療法と比べて、出血も痛みも少ない
・ 短時間で終了するため入院の必要がない

デメリット

・ 睡眠時無呼吸症候群にどの程度の効果があるか明確ではない
・ 数年後に手術をした部位が瘢痕化(はんこんか)してSASが再発することがある。

おわりに

睡眠時無呼吸症候群は様々な原因によって発症するもの。外科手術によって症状が根治できるわけではないようです。専門医の指示を参考に、様々な治療法を視野に入れて改善を目指しましょう。

ネルコト編集部厳選! おすすめのいびき対策グッズとは?

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。




見た目はアレだが、効果あり?「口呼吸防止テープ」


口呼吸防止テープは、いびきの大きな原因の1つである「口呼吸」を、口に直接テープを貼るという方法で、いびきを防止するいびき対策グッズです。
中にはガムテープなどで代用する人もいるようです(笑)

ネルネルの詳細はこちら



付けてても目立たない「マウスピース」


マウスピースは、寝る前に下アゴを少し前に固定するという方法で、気道を確保し、いびきを防ぐいびき対策グッズです。
慣れるまでは起きた時にちょっと口が痛いらしい…

マウスピースの詳細はこちら



いびきになりにくい横向き寝をサポート「yokone」枕

 出典:http://amazon.co.jp
仰向きで寝るとどうしても気道がふさがりやすく、いびきをかきがちに。この枕は特殊な形状で肩や首を支え、自然と横向き寝を促してくれます。

特許取得の横向き専用まくら「YOKONE2」


鼻通りをスッキリ!「ブリーズライト」


出典:http://amazon.co.jp
肌色なので、つけても目立ちにくく他人に気づかれないのがいいですね。
鼻がつまって眠れない時や、良く眠れない時に役に立つ便利グッズ。

ブリーズライトの詳細はこちら

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