更新日: 2017年09月01日
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【体験記】睡眠時無呼吸症候群の検査の結果を聞いてきました

睡眠時無呼吸症候群の検査結果が出たと連絡があり、早速病院に行ってきました。どんな診察内容で、どんな治療方針になったのか、詳しくレポートします。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査の結果はどうだったか・・・?

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前回の記事では、いびきに悩んでいた私が病院に行って簡易検査を受けるまでをレポートしました。今回はその検査結果を元に医師の診察を受けたので、どのような診察だったのか、どんな治療方針となったのかを詳しくご紹介します。

まず、診察室で検査結果を受け取りました。医師の診察までの間、目を通します。

AHI(無呼吸低呼吸指数):16.5
AI(無呼吸指数):4.2
HI(低呼吸指数):12.3

それぞれ、睡眠中、1時間の間に何回、低呼吸や無呼吸があったのか、という回数を示す指標だそうです。無呼吸とは「10秒以上、呼吸が停止すること」、低呼吸とは「呼吸で吸い込む空気・酸素の量が減ること」を表します。

重要なのが、AHIで無呼吸と低呼吸の両方の回数をカウントした数値と聞きます。

私の場合、16.5なので、1時間に約16回、無呼吸になったり、低呼吸になっているということです。
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もう一枚の用紙には、睡眠時無呼吸症候群の重症度について記載してありました。
私の場合、中等症という結果で、比較的軽めのようです。

最も長いときでは、「89秒間、呼吸が停止」とあります。約1分半も呼吸が止まっていることがあるなんて、自分でも驚きました。

意識があるときに1分半も呼吸を止めようとしたら、相当苦しいはずです。寝ている間にそんな苦しい状態だと、疲れが取れにくいだろうなぁと思いました。

こうして客観的なデータを示されると、「自分には、どの程度のリスクがあり、客観的に見ると自分の状況はどうなのか?」よくわかりますね。重症ではないと知って、少しホッとしました。

睡眠時無呼吸症候群の検査、医師の診断はどうだったか?

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次は医師の診察です。

医師からは「顎が小さいことがいびきや無呼吸の原因の1つになっている可能性が高い」と言われました。

そして、医師からはいびきや無呼吸を改善するために、マウスピースか、鼻チューブ「ナステント」の使用を勧められました。

マウスピースとは、下顎を前につきだした形で固定し、舌の落ち込みを防ぐとともに気道を確保する方法です。マウスピースはすべてのタイプのいびき・無呼吸に効くわけではないけれども、私のように顎が小さいタイプだと、マウスピースが効くことも多いようです。

また、ナステントとは、鼻にチューブを通し、気道を確保する方法です。調べてみたところ、これは医療現場で意識のない人に酸素を送り込む方法と似ているとか。強制的にチューブが気道を確保してくれるため、比較的、効果が出る人が多いそうです。

どちらにしようか考え、ナステントを試してみることにしました。

実は、以前、市販のマウスピースを購入して試してみたところ、口の中に明らかに異物感があって、辞めてしまったことがあります。特に舌のうえに異物があるのが気になり、なかなか眠りにつくことができず、3日ほどで使用を断念しました。

また事前に無呼吸の治療法を調べていて、ナステントの口コミを見ていて、一度試してみたいと思っていたんです。これであれば、口の中に異物感なく、よく眠れそうです。

ナステントでの治療を決意、早速フィッティングしてもらいました。

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医師に相談し、まずは、ナステントを試してみようという結論に至りました。そこで、早速サイズを調整するために、実際にナステントを装着してみます。

考えてみれば当然という気もするのですが、ナステントには、種類があり、6種類の長さ、2種類の硬さ、左右でやりやすい方を選んで装着します。これをフィッティングと言うそうです。

顔を下向きにした状態で鼻にゆっくりとチューブを挿していったのですが、痛みは感じませんでした。鼻に挿入されている感覚はありますが、チューブが柔らかくジェルがついているせいか、強い異物感は感じませんでした。

フィッティングをしていただいたところ、私のサイズは、右の鼻用、125、ハードタイプということがわかり、医師からは「指示書」というものを交付してもらいました。購入には、この指示書が必要になるそうです。

ナステントの準備などをしてもらっている間に、医師からは装着のコツや注意点の説明があり、本体とは別に、誤飲を予防するためのアタッチメントをいただきました。
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今回かかった金額は2880円。前回の6250円とあわせ、ちょうど1万円ほど。
診察が必要になるのは、ここまでですので、診察・検査にかかる費用は1万円ほどで済むことになりますね。

薬局でナステントを購入してみました

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ナステントは、購入できる場所が決まっています。病院でもらったパンフレットに記載してある電話番号に電話をすると、最寄りの場所から近い薬局を教えてくれました。

その他、ビックカメラやクオール薬局というチェーン展開している薬局などでも購入できるようです。ナステントのメーカーのサイトには取扱医療機関や店舗の一覧がありました。

行く前に薬局に電話し、在庫の確認をしてから向かいました。事前に連絡をしていたので、スムーズに手続きも進み、すぐに購入することができました。

1週間分ずつ7本で1セットで3,220円(税抜き)でした。1本あたり460円になります。これをつけて寝るとどれだけいびき・無呼吸が改善されるのか。またレポートしたいと思います。

おわりに

前回は睡眠時無呼吸症候群での簡易検査について、今回は検査結果を元にした医師の診察についてレポートしました。少しでも、この記事を読んでくださった皆さんのお役に立てば幸いです。次回は、ナステントがどれだけいびき・無呼吸に効果があったのか、レポートします。

ライター紹介

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シロイヌ(ウェブライター) 35歳 新婚
若い頃から、友人やパートナーから指摘があったので、いびきをかいていることは認識していたが、これまでは、あまり気にしていなかった。
結婚後、妻から、自分のいびきが原因で眠れないと相談を持ち掛けられたことで、いびきとの決別を決意。現在は、自分の体を使い、いろいろな方法で人体実験中。

千葉県出身、趣味は食べ歩き。

睡眠時無呼吸症候群の治療法おすすめ3選

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。一度買ってしまえば後はオンラインで購入でき、手軽なのもポイントです。




重度の睡眠時無呼吸症候群に効果大! 機械で空気を気道に送り込む「CPAP」


CPAP治療では、鼻マスクを装着し、機械から空気を送り込みます。その風圧で気道を広げ、空気を送り込むことで、無呼吸になることを防ぐ仕組みです。喉が乾燥しやすい、毎月通院する必要がある、などのデメリットもありますが、重度の患者さん向けの標準治療だそうですよ。




口蓋垂(のどちんこ)や鼻腔を広げる「手術」


患者ごとに原因を特定し、それによって異なる手術方法が選択されます。のどが狭かったり、口蓋垂(のどちんこ)が大きいことが原因の場合、口蓋垂(のどちんこ)の一部とその周辺部位を切除します。また原因が鼻腔が狭いことや鼻づまりの場合には、それを解消する手術になります。

ただし、睡眠時無呼吸症候群の原因は特定しきれないことも多く、手術を受けても必ず睡眠時無呼吸症候群が解消するとは限らず、その後も治療が必要になることもあるそうです。

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