更新日: 2017年09月16日
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睡眠時無呼吸症候群が突然死の原因に!? 無呼吸と突然死の関係とは?

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まってしまう状態を繰り返す疾患です。何の治療もせずに放置することによって、心筋梗塞など循環器系の疾患に見舞われ、最悪の場合、突然死に至る怖れもあります。睡眠時無呼吸症候群と突然死の関係について、これから詳しくご紹介します。

睡眠時無呼吸症候群は突然死を招きやすい

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睡眠時無呼吸症候群は、医学的には、睡眠中に10秒以上呼吸が停止する無呼吸の状態や呼吸が浅くなることによる血中の低酸素状態が、1時間に5回以上繰り返される状態が該当します。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に起こり、本人が自覚しにくいために、放置されやすい疾患でもあります。ただ、何の治療もせずに放置することで症状が悪化し、心筋梗塞や脳梗塞をはじめ、様々な疾患に陥るリスクが増大することが明らかになっています。
19 01 出典:https://www.min-iren.gr.jp/?p=21011
ちなみに、睡眠時無呼吸症候群の場合、心筋梗塞や脳梗塞などを発症して死亡するリスクは、健常者の場合に比べると、およそ3倍近くになるというデータも示されています。

ただし、睡眠時無呼吸症候群だけによる突然死、すなわち、睡眠中に無呼吸の状態がそのまま続いて死に至ったという事例は、現段階では、まだ一例も報告されていません。事例がないとはいえ、睡眠時の無呼吸状態が引き金となって、急性心筋梗塞などの循環器系の疾患を発症し、突然死に至るというケースは、十分に起こりえると考えられています。

参考:全日本民医連「睡眠時無呼吸症候群 突然死につながることも 日中の眠気やいびきが気になる方は受診を」

睡眠時無呼吸症候群が突然死を招きやすい理由

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それではなぜ、睡眠時無呼吸症候群が、突然死につながるような深刻な疾患を招きやすいのでしょうか?その理由を、ひとことでいえば、睡眠中に酸素が不足すると、脳も心臓もゆっくり休むことができず、睡眠中も、日中と同じように働き続けなければならなくなるからです。

睡眠中に、無呼吸や低呼吸を繰り返し、酸素不足の状態に陥ると、身体は休息モードから非常事態モードにかわります。その結果、心臓は心拍数を増やし、末梢の血管は収縮します。この状態は、心臓や血管にとって多大な負担になります。

睡眠時の無呼吸状態が毎晩続くことで、負担も積み重なり、徐々に心臓や血管の機能に異変が生じます。その結果、不整脈や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などを発症しやすくなるようです。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状とは?

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睡眠中に呼吸が止まってしまうことは、本人には自覚できません。しかし、睡眠時無呼吸症候群により、睡眠の質が低下して、ぐっすり眠れないために、日中に強い眠気に襲われることがよくあります。睡眠中に大いびきをかくのも典型的な特徴です。

また、集中力や注意力も低下するため、仕事でよくミスをする、イライラと怒りっぽくなる、疲れがとれない、などの状態に陥りやすくなるようです。

おわりに

いかがでしたか?幸いなことに、睡眠時無呼吸症候群は、適切な治療を受けることで、突然死のリスクを減らすことが十分に可能です。少しでも何か気になることがある場合は、専門の医療機関への受診をおすすめします。

病院に行く前に知っておきたい! 睡眠時無呼吸症候群のおすすめの治療法3選!

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。一度買ってしまえば後はオンラインで購入でき、手軽なのもポイントです。




重度の睡眠時無呼吸症候群に効果大! 機械で空気を気道に送り込む「CPAP」


CPAP治療では、鼻マスクを装着し、機械から空気を送り込みます。その風圧で気道を広げ、空気を送り込むことで、無呼吸になることを防ぐ仕組みです。喉が乾燥しやすい、毎月通院する必要がある、などのデメリットもありますが、重度の患者さん向けの標準治療だそうですよ。




口蓋垂(のどちんこ)や鼻腔を広げる「手術」


患者ごとに原因を特定し、それによって異なる手術方法が選択されます。のどが狭かったり、口蓋垂(のどちんこ)が大きいことが原因の場合、口蓋垂(のどちんこ)の一部とその周辺部位を切除します。また原因が鼻腔が狭いことや鼻づまりの場合には、それを解消する手術になります。

ただし、睡眠時無呼吸症候群の原因は特定しきれないことも多く、手術を受けても必ず睡眠時無呼吸症候群が解消するとは限らず、その後も治療が必要になることもあるそうです。

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