更新日: 2017年09月29日
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いびきには3種類あった!? それぞれのタイプの違いと適切な処置とは?

いびきは、その原因によっていくつかのタイプに分けられます。いびきを改善するためには、それぞれのタイプに合わせた対策をとることがポイントです。そこで今回は、いびきのそれぞれのタイプについてご紹介します。

【いびきのタイプその1】単なるいびき

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医学的には、単純性いびき症に分類されるタイプのいびきです。

いわゆるただのいびきで、特に医学的な治療を必要としません。単純性いびきは、様々な要因により、睡眠中に、呼吸で吸い込んだ空気が喉の粘膜などを震わせることで生じます。睡眠中に酸素不足に陥ることも、無呼吸に陥ることもないため、いびきのせいで心身に特に支障が生じる心配もないようです。

多くの場合、飲酒、ストレス、疲労、一過性の鼻づまりなどが原因で起こります。それらの原因が解消すると同時に解消します。

パートナーに、いびきを指摘されても、朝スッキリ目覚めることができ、日常生活を普通に送ることができている場合は、このタイプのいびきである可能性が大です。

【いびきのタイプその2】睡眠中に気道が狭くなる

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医学的には、上気道抵抗症候群に該当する際に生じるタイプのいびきです。

様々な要因により、睡眠中に呼吸による空気の通り道である気道が狭くなることで、生じるいびきです。呼吸の際に、吸い込んだ空気が喉の粘膜を震わせることで生じるという点は、単なるいびきと同じです。しかし、気道が狭くなるため、呼吸がしづらく、呼吸の際に身体に負担がかかり、睡眠の質が低下しやすいという点が異なっています。

一時的に気道が塞がって無呼吸になる場合もあるようですが、多くの場合は気道が狭くなるだけで、そこまでに至らないため、睡眠時無呼吸症候群とは区別され、睡眠時呼吸障害として扱われています。

比較的女性に多く見られるタイプのいびきのようです。

【いびきのタイプその3】大いびきと無呼吸をくりかえす

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医学的には、睡眠時無呼吸症候群の症状として起こるタイプのいびきです。睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態が、1時間に5回以上起こった場合、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

様々な要因により、睡眠中に、気道が極端に狭くなることで生じるいびきなため、轟音のような大きな音を発するのが最大の特徴です。気道が極端に狭くなるだけでなく、気道が完全に塞がり無呼吸状態に陥ってしまうため、睡眠中に酸素が不足して心身に様々な支障が生じます。

自分の大いびきで目が覚める、息苦しくなって目が覚める、日中の強い眠気、夜中に何度もトイレで目が覚める、などが、このタイプのいびきの主な特徴です。

このタイプのいびきに該当する場合は、専門の医療機関で早急に治療がする必要があります。睡眠時無呼吸症候群を、治療せずに放置すると、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病をはじめ、様々な疾患の発症リスクが増大します。

おわりに

いびきは、そのタイプによって適切な治療法が異なるため、まずは自身がどのタイプに該当するのか把握することが大切です。ただ、自分で判断するのが難しい場合は、いびき外来、耳鼻咽頭科、睡眠外来などの、専門の医療機関への受診をおすすめします。

ネルコト編集部が厳選! いびきに効く対策グッズ3選

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。




見た目はアレだが、効果あり?「口呼吸防止テープ」


口呼吸防止テープは、いびきの大きな原因の1つである「口呼吸」を、口に直接テープを貼るという方法で、いびきを防止するいびき対策グッズです。
中にはガムテープなどで代用する人もいるようです(笑)




付けてても目立たない「マウスピース」


マウスピースは、寝る前に下アゴを少し前に固定するという方法で、気道を確保し、いびきを防ぐいびき対策グッズです。
慣れるまでは起きた時にちょっと口が痛いらしい…

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