更新日: 2017年10月13日
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いびきをかかない無呼吸が危険! 中枢性の睡眠時無呼吸とは?

睡眠中に無呼吸に陥ってしまう睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状に、大いびきがあります。しかし、同じ睡眠時無呼吸症候群でも、いびきなしで無呼吸に陥ってしまう場合もあるようです。今回は、いびきをかかない場合の睡眠時無呼吸症候群についてご紹介します。

そもそも、睡眠時無呼吸症候群とはどんな病気?

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睡眠中に、呼吸が止まって無呼吸になる状態が繰り返される疾患です。睡眠時無呼吸症候群は、その原因により、 閉塞型睡眠時無呼吸症候群と中枢性無呼吸症候群に分類されています。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に、呼吸の通り道である鼻から喉までの気道が極端に狭くなることが原因で起こります。気道が狭くなると、呼吸で取り込んだ空気が喉にぶつかりやすくなるため、ぶつかった際に喉が震えて振動音が生じ、いびきをかきやすくなります。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群の場合は、その気道が極端に狭くなる分、より多くの空気が喉を震わせることになるため、いびき音が大きくなるのが特徴です。

一方、中枢性睡眠時無呼吸症候群は、脳の呼吸中枢の働きの異常が原因で起こります。気道は確保されているため、気道が極端に狭くなることもなく、いびきをかくことはありません。

では、この無呼吸でもいびきなしの中枢性睡眠時無呼吸症候群についてさらに詳しく見ていきましょう。

いびきなしの中枢性睡眠時無呼吸症候群について

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中枢性睡眠時無呼吸症候群は、脳の呼吸中枢の働きに異常が生じ、呼吸をしなさいという指示が出なくなってしまうために、呼吸機能そのものが止まってしまいます。

閉塞性無呼吸症候群の場合は、呼吸機能そのものは正常に働くために、気道が狭くなることで呼吸がしづらくなると、頑張って呼吸を行うようになります。中枢性睡眠時無呼吸症候群の場合は、呼吸がしづらくなっても、頑張って呼吸をしようとする状態にはなりません。

閉塞性無呼吸症候群は大いびきをかくという特徴がありますが、いびきをかくという特徴のない中枢性睡眠時無呼吸症候群は、呼吸のパターンに特徴があります。それは、無呼吸がしばらく続いたのち、次第に大きな呼吸となり、その後また次第に呼吸が小さくなり、無呼吸の状態に陥るといったが周期的に繰り返されるという特徴です。

この呼吸パターンは、チェーンストークス呼吸と呼ばれています。

いびきなしの中枢性睡眠時無呼吸症候群の原因

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なぜ、呼吸中枢に異常が生じるのか?その原因については、今のところ明らかになっていないようです。ただ、心不全など心臓の機能が低下している場合、中枢性睡眠時無呼吸症候群を発症しやすくなるようです。また、脳卒中を発症した場合に併発しやすくなるようですし、腎不全との関係も指摘されています。

いびきなしの中枢性睡眠時無呼吸症候群の主な症状

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中枢性睡眠時無呼吸症候群の主な症状としては、日中の眠気、夜中に息苦しくなって目が覚める、ぐっすり眠れないなどがあります。

いびきなしの中枢性睡眠時無呼吸症候群の対処法

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在宅酸素療法や陽圧呼吸療法が対処法として有効です。ただし、どちらの療法も医師の診断で治療が必要な場合に行われます。

陽圧呼吸療法の中でも、ASV治療と呼ばれる、呼吸に合わせて空気が送られる治療法が効果的なようです。

心不全がある場合は、心不全の原因となっている疾患(高血圧、不整脈、心筋梗塞など)の治療を行う必要があります。

おわりに

睡眠時無呼吸症候群の中で、中枢性のタイプの占める割合は、全体の数%程度と、極めて少ないですが、何か気になる症状がある場合は、念のために受診をおすすめします。

いびきをかくのを本気でやめたい! いびき対策グッズ厳選3選

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。




見た目はアレだが、効果あり?「口呼吸防止テープ」


口呼吸防止テープは、いびきの大きな原因の1つである「口呼吸」を、口に直接テープを貼るという方法で、いびきを防止するいびき対策グッズです。
中にはガムテープなどで代用する人もいるようです(笑)




付けてても目立たない「マウスピース」


マウスピースは、寝る前に下アゴを少し前に固定するという方法で、気道を確保し、いびきを防ぐいびき対策グッズです。
慣れるまでは起きた時にちょっと口が痛いらしい…

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