更新日: 2016年08月02日
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【結局どっちなの?】寝酒は睡眠の質を良くする?悪くする?

眠れないときについついお酒を飲んでしまうことはないでしょうか?アルコールを摂取すると確かに寝つきがよくなります。しかし睡眠の質は良くなるのでしょうか?悪くなるのでしょうか?寝酒をすることの睡眠に対する影響を解説します。

寝酒をすると寝付きやすくなる?

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夜、あまり寝付けないときに寝酒をすると確かに寝つきはよくなります。アルコールには緊張を緩和する作用があるため、睡眠導入効果が期待できるからです。夜になかなか眠れない、次の日に予定があるため早く眠りたいといった時に適量のお酒を飲むことで、スムーズに入眠することが出来ます。

適量とは(もちろん個人差はありますが)

・ビール中瓶なら、1本~1.5本
・日本酒なら、1合~1.5合
・焼酎なら、0.5合~1合
・ワインなら、1/4本~1/2本
・缶チューハイなら、1本~2本

と言われています。

眠れないときにたまに頼る程度なら問題はなさそうです。しかし、寝酒の習慣を続けるとデメリットが発生することがあります。

寝酒を続けることのデメリットとは?

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アルコールは飲み続けていくと神経の緊張を緩和する耐性が強くなっていき、スムーズに睡眠導入するための体内アルコール必要量が増加していきます。つまり、適量の範囲を超えて飲酒を行うことは、睡眠の質が低下させるということです。

人間の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が交互に発生しています。レム睡眠は体が休んでいるのに脳は活動をしている状態、ノンレム睡眠は脳が休んでいるのに体は活動している状態です。

アルコール摂取が過剰になると、ノンレム睡眠が浅くなり、脳が十分に休まらないと考えられているようです。

その他の寝酒を続けることのデメリットは?

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過度の寝酒を続けることのデメリットはまだあります。「睡眠時無呼吸症候群」という睡眠時に呼吸が止まってしまう病気があります。

アルコールを多量に摂取して酔いが深くなると呼吸が抑制され、睡眠時無呼吸症候群を重症化させる要因の一つとなるとのことです。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸になることで脳を十分に休息させられないため、日中の眠気や集中力の欠如に繋がります。

さらに無呼吸の状態が続くと、酸素不足になるため、心疾患や脳梗塞といった病気になる可能性も考えられるそうです。

もしも眠れない状況が続くようならば

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もし眠れない状況が続くならばアルコールに頼るのではなく、病院で診察を受けたほうがよいでしょう。

・睡眠導入に2時間以上かかる
・就寝中2回以上起きてしまう
・通常起きる時間より2時間以上早く起きてしまう

などの症状が継続的に現れて、日常生活に支障がある場合が病院に行く一つの目安となります。

このような不眠の症状が現れている場合、診療科として望ましいのは「睡眠外来」などの睡眠に特化したところでしょう。近くにそういった医療機関がない場合は、まず内科を受診するとよいでしょう。

おわりに

たまたま眠れないから寝酒をする、程度の適量であるならばスムーズに眠ることができるため寝酒はおすすめです。しかし、眠れない状況が続き寝酒を習慣化することは、眠りの質を悪くする原因となります。寝酒が必要なくらい眠れない状況が続くのであれば、一度病院へ行くとよいでしょう。

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