更新日: 2016年08月02日
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大量の汗は病気のサイン?睡眠中の発汗に気をつけるべき理由と対策とは

就寝中は特別に気温や体温が高くなくても汗をかくものです。一晩にかく汗の量はコップ一杯ほどにもなると言われるほど量が多いですが、なぜ睡眠時に汗をかくのでしょうか?睡眠中の発汗と発汗が示す病気のサインについて解説します。

就寝中の汗は不可欠なもの!

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睡眠の目的は、昼間に活発に働いている脳と体を休めることにあり、睡眠時の体の中では生命維持に必要な代謝が最小限となります。そのため、身体全体の活動が低下し、熱の産生も抑制されるため体温も低下します。休息のための良質な眠りのためには体温の低下が必要で、人体は汗をかくことで体温を下げるように調整します。

つまり、睡眠時に汗をかくことは、脳と体を休めるために必要不可欠であって、自然なことのようです。でも、過度に大量の汗が出る場合はどうなのでしょうか?

大量の汗は病気のサイン?

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睡眠時の大量の汗は、「睡眠時無呼吸症候群」のサインかもしれません。
「睡眠時無呼吸症候群」とはその名の通り、睡眠時に呼吸が止まってしまう病気です。大きないびきを伴うことが多く、無酸素状態が続くため脳が十分に休息をとることができずに日中の倦怠感や集中力の欠如に繋がります。また無酸素状態が続くことで血管にも負担を与え、心臓病や脳梗塞のリスクにもなる病気です。

通常就寝中の汗はサラっとした汗で、よほど気温が高かったりしない限りは起きた時に衣服を濡らすほど発生しません。しかし、「睡眠時無呼吸症候群」を発症していると大量の寝汗をかく傾向にあります。

睡眠時無呼吸症候群を疑ったら何科で診察を受けるもの?

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大量の寝汗や大きいいびき音、日中の倦怠感や集中力の欠如などの症状が現れている場合は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。生活の質を保つためにも、将来的な重篤な疾患の予防のためにも治療をするべき病気です。

「睡眠時無呼吸症候群かもしれない…」と思ったらまず、「睡眠外来」「睡眠センター」などの睡眠に特化した診療科のある病院で診察を受けるとよいでしょう。近くにそういった特化した医療機関がない場合は、内科や呼吸器科で診察を受けましょう。

就寝中の汗対策は必ずしましょう

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就寝中の汗対策は必ず行うようにしましょう。
就寝中は一晩にコップ一杯分約200mlの汗が体内から失われます。体内の水分が少なくなると血液の濃度が増し、いわゆるドロドロした状態となります。その状態は血液の粘度が高く流動性が低下するため、心疾患や脳梗塞といった血管系の病気が発生しやすい状態になります。

夜、眠る前にはコップ一杯の水分補給をして、朝起きた時も忘れずに水分補給をするようにしましょう。ただし水分補給といっても、アルコールやカフェインの入ったお茶は利尿作用があるため避けるようにしましょう。

おわりに

睡眠中はコップ一杯分の汗をかきます。この汗はサラッとしたもので、過度に発汗することはありません。そのため大量の汗をかく場合は何らかの病気の可能性があります。病気の可能性を疑ったら、診察を受けましょう。

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