更新日: 2016年08月15日
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「夜寝れないのはなぜ?」女性特有のPMS(月経前症候群)がもたらす【不眠】と【その解消法】

女性特有の症状が多数現れるPMS(月経前症候群)。その症状の中の一つに不眠があります。生理の前に不眠に悩まされている場合は、PMSが原因になっているかもしれません。PMSにより夜に眠れない場合の解消法を解説します。

PMS(月経前症候群)とはどんな症状が出るの?

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PMS(月経前症候群)はその名の通りに、生理が始まる3日~2週間ほど前から心身に現れる様々な症状の総称です。身体にも精神にも影響を与えて様々な症状が発生しますが、その症状の大きさには個人差があるようです。代表的な症状には以下のようなものがあります。

身体的な症状
・乳房の張り
・乳房の痛み
・肌荒れ
・倦怠感
・便秘
・むくみ
・のぼせ

精神的な症状
・イライラ
・集中力の低下
・躁鬱状態
・攻撃性の高まり
・不安

このほか、不眠の症状が現れて日常生活に支障が出てしまう人もいます。

どうしてPMSで不眠が起こるの?不眠が起きるメカニズム

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PMSは生理が始まることにより、体内のエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが大きく変動することにより発生すると考えられています。そのうち不眠の症状を含む精神的な不調が発生するメカニズムとしては、エストロゲンの減少が挙げられます。

排卵時にエストロゲンの分泌量はピークになりますが、その後徐々にプロゲステロンの分泌量が増えていきます。エストロゲンの分泌量が減少することにより、睡眠に関わるセロトニンの分泌量が減少することで、不眠やイライラといった精神的な症状が発生するのです。

PMSによる不眠の症状を軽減するための3つの方法

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PMSは非常に個人差が大きいため、普段となんら変わらない生活を送ることができる人もいれば、不眠で日常生活に支障が出る人もいます。生理前に不眠の症状に悩まされているならば、以下3つのポイントに気を付けてみましょう。

・大豆イソフラボンを摂取する
豆腐や納豆に含まれるイソフラボンを摂取すると、体内でアグリコンという物質に変化します。アグリコンは女性ホルモンであるエストロゲンと似ている構造をしていて、PMS期のエストロゲンの分泌量の減少を補う働きがあります。

・トリプトファンを摂取する
トリプトファンは必須アミノ酸の一つです。PMS期に減少するセロトニンを体内で合成させるために必要な栄養素です。カツオや牛乳、レバーに多く含まれます。

・コーヒーやアルコールなどを避ける
コーヒーやアルコールは精神に刺激を与え、イライラや不安を高める原因となってしまいます。イライラや不安は不眠の原因にもなるため、それらの嗜好品は避けるようにしましょう。

PMSの不眠の症状が重く、どうしてもつらいときは

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PMSが原因の不眠がどうしてもつらく、日常生活に影響を及ぼす場合は医療機関で治療することも検討しましょう。診療科としては婦人科になります。その際は以下の情報をまとめておけば、適切な治療に繋がります。

・生理周期は正常か
・不眠以外でのPMSのつらい症状
・(あれば)基礎体温の記録

治療方法としては、第一に選択肢に入るのは低用量ピルを利用した方法です。生理周期が安定して女性ホルモンのバランスを整える作用があるため、PMSが原因の不眠や各種症状を軽減させる効果が期待できます。

おわりに

女性は生理があるため、ホルモンバランスが乱れやすく心身に影響が出やすい傾向にあります。その影響の中には不眠の症状もあり、夜にしっかり眠れないために日常生活に支障が出ることもあります。どうしてもつらい場合は医療機関で治療することも可能なので、無理は避けるようにしましょう。

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