更新日: 2016年08月15日
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汗は質の良い睡眠に必要? 寝汗の持つ効果とは?

夜中にふと目が覚めたら汗ばんでいた経験はないでしょうか? 夜、眠る間に寝汗は必ずかくものです。しかし、なぜ人間は眠るときに汗をかくのでしょうか? 汗と睡眠の関係、質のよい睡眠をするための汗のかき方について解説します。

質の良い睡眠を取るには体温を下げる必要がある

Img0912 01 出典:https://www.bathclin.co.jp/happybath/入浴で快適な睡眠を!~3回連載シリーズ1-導入編/
人間をはじめ、生物は日中の活動によって溜まった脳や身体の疲労を回復させるために睡眠を取ります。疲労回復のためにはできるだけ脳や身体の機能を低下させ、ゆっくりとリラックスした状態にする必要があります。

人間はエネルギーの75%を体温調整と維持に使用していると考えられています。体温を維持することは、恒温動物である人間が生命を維持するために必要なことです。しかし、休息する際に体温が高い状態が続くと十分に休めなくなってしまいます。そのため、睡眠時には体温を低くする必要があります。

汗が睡眠導入に必要なメカニズム

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人間が眠気を感じて睡眠を取ろうとすると、手足のような身体の末端部から熱を発散し、体温を下げようとします。汗は人間の体温調整に非常に重要な役割を果たします。夏のように暑い日には汗がどんどん出ますが、これは汗が蒸発することで気化熱を発生させて体温を下げようとするためです。それと同様に、睡眠時は脳と身体を十分に休ませるために体温を下げようと発汗します。その結果、身体や脳で使用するエネルギー量が少なくなり、休息に適した状態に。特に脳が休んでいるノンレム睡眠の際は、体温の低下の幅が大きくなります。

睡眠の質を高める3つの汗のかき方

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汗をかくことは睡眠の質に大きな影響を与えます。質の良い睡眠を得る汗のかき方を3つ紹介します。

・入浴はぬるま湯で
就寝前の入浴は、38~40度程度のぬるめのお湯にみぞおちのあたりまで浸かる半身浴にしましょう。熱いお湯に浸かってしまうと身体が興奮状態になるうえ、体の芯まで温まってしまうため体温がなかなか下がらなくなってしまいます。ぬるめのお湯に入ることで血管が拡張し血流がよくなり、熱の発散量が増える効果が期待できます。

・夕食を食べた後に軽く運動をする
夕食を食べた後に早歩きでのウォーキング程度の運動を行うと血管が拡張されて血流も改善されるため、就寝時の熱の発散量が増加します。ただし、息が上がってしまう程の運動をしてしまうと交感神経が刺激され、身体が興奮状態になってしまうので避けるようにしましょう。

・空調は少し涼し目に
夏場に空調をかけなかったり冬場に空調を効かせすぎたりすると、必要以上に汗をかいてしまいます。寝汗が出すぎてしまうと夜中に目を覚ましてしまう原因になってしまうため、空調をかける際は少し涼し目にするとよいでしょう。

就寝前は水分補給をしっかりと!

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特に中高齢の人や高血圧の人、脂質異常症の人など、循環器系の疾患のリスクのある人にとって就寝前の水分補給は非常に重要です。人が眠るとき汗をかくことは自然なことですが、結果として血液の水分量も減少します。そうなるとドロドロとした状態となり、詰まったり血管の負担になったりします。最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞といった病気の原因にもなってしまうため、就寝前の水分補給は非常に重要です。
睡眠中は身体を修復させようと様々な化学反応(代謝)が体の中で起きています。代謝を行うためには水が必要なので、その意味でも水分補給は重要です。

まとめ

睡眠時、特に睡眠導入時は身体と脳を急速に適した状態にするため、汗をかいて体温を低下させようとします。体温が下がることでエネルギーの使用量が減量して、しっかりと疲労を回復させることができます。睡眠時によい汗をかけるよう心がけて、しっかりと身体と脳を休ませましょう。

睡眠の質を高めて短い時間でもスッキリ目覚めたい!


睡眠の質を上げる上で重要なのが、「睡眠中の呼吸の質」なんだとか。
睡眠時の呼吸に問題がある方(日常的ないびきかいている人や、睡眠時無呼吸症候群の人)の為に作られた快眠グッズを使ってみてはいかがでしょうか?

・朝起きた時に疲れがとれた感じがしない
・朝、なんだかスッキリしない
という人にも向いているグッズですので、興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか?
日中のパフォーマンス改善に繋がるかもしれません。

軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」


国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。

チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。




見た目はアレだが、効果あり?「口呼吸防止テープ」


口呼吸防止テープは、いびきの大きな原因の1つである「口呼吸」を、口に直接テープを貼るという方法で、いびきを防止するいびき対策グッズです。
中にはガムテープなどで代用する人もいるようです(笑)


ネルネルの詳細はこちら



付けてても目立たない「マウスピース」


マウスピースは、寝る前に下アゴを少し前に固定するという方法で、気道を確保し、いびきを防ぐいびき対策グッズです。
慣れるまでは起きた時にちょっと口が痛いらしい…


マウスピースの詳細はこちら

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